小説

□通学中に
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(もうだ…め…)
理緒はパンツを下ろすことなくバケツの上にかかんだ。

むりむりむり
理緒が力を入れずとも次々と出てくる。
(だめ…止まらないよ…)
パンツが重みでずり下がってくる。ひどいにおい。そこでやっと理緒ははっと我にかえった。理緒は個室ではないところでしていた。つまり人が来る可能性があったのだ。いくら小さな駅だからといって自分のような人がいないとは言えない…。
しかしこの状況で理緒はどうしようもなかった。紙が欲しいにもトイレはまだ使用中だ。もっともこの状況で出てこられても困るのだが。
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