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□信頼
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「信頼」

そんな言葉が、今の自分の口から出るとは思わなかった。

自分はコートを走るテツに視線を向ける。
いや、向けるといってもテばっか見てたんだけど。

どんどんテツは俺から遠ざかる。
そして俺は…未だにテツに依存してる。

バカみたいだ。


「テツ…」


無意識に呟いていた、昔の相棒の名前。
テツには届かない。
少なくとも、テツはもう相棒だなんて思ってないだろう。


「…」


コートのテツと目が合った。
テツは一瞬表情を曇らせ、俺から目を反らした。


「青峰くん…」
「うるせぇよさつき」


俺だってわかってるんだよ。
信頼だとか、仲間が大切だとか。

ただ、俺には必要ない。
少なくとも今の俺には。


「もっと、もっと強くなれよ」


俺は独り笑うことしかできなかった。





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久々〜(笑)


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