天の声よ風に乗れ
□天の声よ風に乗れ
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ゆっくりと昌浩を見上げた。
「もっくん・・痛い・・」
昌浩は困った顔をした。
そのやわらかい手触り・・
むにょむにょとした感触・・
それがなんなのか分かった瞬間
「ぶはぁーー」
もっくんが鼻血を吹いた。
「もっくんっ!?」
「な・・お前見た目だけじゃなくて体もっ・・!」
そう、もっくんが挟まれたのは大きい胸である。
「う・・うん」
昌浩はあいまいにうなずいた。
そして・・
「もっくん、女の人の胸を触るのって初めてなの?」
「あ、あたり前だっ」
「へ〜〜」
昌浩は驚きの顔をした。
「お前はどんな答えをまってたんだっ!!」
「いや・・そんな状態で言われても」
もっくんはまだ鼻血を出していた。