天の声よ風に乗れ

□天の声よ風に乗れ
2ページ/7ページ


ゆっくりと昌浩を見上げた。

「もっくん・・痛い・・」

昌浩は困った顔をした。

そのやわらかい手触り・・

むにょむにょとした感触・・

それがなんなのか分かった瞬間

「ぶはぁーー」

もっくんが鼻血を吹いた。

「もっくんっ!?」

「な・・お前見た目だけじゃなくて体もっ・・!」

そう、もっくんが挟まれたのは大きい胸である。

「う・・うん」

昌浩はあいまいにうなずいた。

そして・・

「もっくん、女の人の胸を触るのって初めてなの?」

「あ、あたり前だっ」

「へ〜〜」

昌浩は驚きの顔をした。

「お前はどんな答えをまってたんだっ!!」

「いや・・そんな状態で言われても」

もっくんはまだ鼻血を出していた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ