Double Action

□Double Action 第1行動
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『ココ、どこだよ』


アタシは湖に向かっていたハズ。



果てしなく純白の世界。

影一つとして、見当たらない。


『いわゆる聖域、ですか』


「そのとおり。流石僕が見込んだだけあるね」


『いや、誰だよ』


なんか男が空中に浮いてる。

まぁ、誰が浮いてよーが沈んでよーがアタシには関係ないけど。


「……驚かないの?何で浮いてんの!!??とかさ」


『驚いたトコロで何が生まれるっていうのさ』


「………うん。まぁ……そうだけど」


『ところでアンタ何?アンタ誰?ココはどこ?アタシは何?アタシは誰?』


「ごめん。君壊れてきてるよ」


『誰のせいだよ』


「……すみません。僕のせいです」


『わかればよろしい。ってかさ、アンタはアタシに何をして欲しーの?』


僕が見込んだだけある、ってコトはさっきの声の主はコイツで決定だ。

アタシを探してたってコトは………ナニかあるに違いない。


「話が早くてありがたいのか味気がないのか……」


『早く用件言わねーとぶっ殺すぜ?』


「君を銀魂の世界へ誘いたいんですけどイイですか(やっぱ恐ろしいは、この子)」


『失礼なコト考えてんじゃねーぞクソが』


「(エスパー?!?!)」


失礼な奴もいたもんだ。

これから頼みごとしよーってのにこの扱いかよ……。


『そんで?銀魂って、あの銀魂?空知様が書いてる銀魂?』


「そう。空知様が書いてる、銀魂」


『マジでか。アタシ銀魂の世界行けんの?』


「そう。行ける行ける」


銀魂の世界へ行く=高杉様に会える。生で高杉様のエロさが見れる。


『よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁっぁぁぁぁ!!!!!!お兄さん最高!!!!!ありがとう!!!!!』


「(テンション変わったー!!!!ってかなんか穏やかになった!!!!!)」


『んで、銀魂の世界でアタシは何すればイイの?世界征服?』


それなら断然、鬼兵隊に入隊しなければ!!!

愛しい高杉様。

今、逢いに行きます!!!!!



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