BLEACH

□陽だまりの君と。
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「…!……貴様…仕事で来れぬとか言っていなかったか…?」

「バーカ。あんなもん速攻で片付けて、あとは理吉に任せてきたよ」

絶え間なく吐かれる白い息からすると、六番隊舎からここまで走ってきたのだろう。


「…戯けが。部下に任せるくらいなら、こんなところまで来なくてもいいものを」

悪態をつきながらも、自然と笑みが零れる。

恋次もつられるように、息切れの合間ににっと笑った。

そして、抱えていた茶色い紙袋をガサッと前へと差し出す。

「さっき、たい焼き買ってきたんだよ。…一緒に食おうぜ。いつもの店でよ」


「……おうっ」


いつものように、笑い合う。

軽い足取りで、風のすきまに柔らかな陽光を背に浴びて、となりを歩いていく。



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