駄文
□夜桜は妖しくそして美しい
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ジリリリリ―
ひのやに電話の音が鳴り響く。それに気づいた日輪ははいはいと言って電話にでる
『はいもしもし。ひのやですけど。』
『その声は日輪かぁ?俺だけど。』
『あら銀さんじゃないの!昼間はありがとうね。私も晴太も花見なんか初めてで楽しかったわ。』
『オゥ。そいつは良かったぜ。苦労して場所取りした甲斐があったもんだ。ところで月詠の奴いるか?』
『えぇ…確かもう今日の仕事は無いからいるはずだけど…月詠に変われば良いかしら?』
『あぁ頼む。』
『わかったわ。ちょっと待ってね。月詠〜!!銀さんから電話よ〜!!』
『何じゃ日輪。そんなに叫ばんでも聞こえておる。』
『もしもし?月詠か?』
『はい、そうでありんす。』
『いきなりだけど、お前今暇か?』
『うむ。今日はもうオフじゃ。』
『んなら今から地上に来てくれねぇか?』
『うむ。わかりんした。今から行くから待ちなんし。』
『オゥ、待ってるからな。んじゃ。』