短編
□Art
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それがこの絵のタイトルか、
もう一度、絵を見る
『・・・・・日、日?』
描いたのはどんな人なのだともう一度メモを見たはいいが読めない、苗字が。
「日番谷冬獅郎」
『!』
「それが、その名前の読み方だ」
廊下の向こう側から現れた先輩に一護は顔を上げた
「一年、名前は何て言うんだ?」
『黒崎、一護・・・一番の一に守護の護で一護』
「そうか、一護 付いて来い」
『え、あ、はい!』
連れてかれた美術室で一護はその先輩の名前を知る
そして今に至る訳である――――
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『日番谷せんぱーいの、チビー!!』
「ほう、お前覚えとけよ」
一人だと思っていた教室に先輩の声が響く
頭の血が全部足に落ちた気がする
『な、な、ななな何で・・・!!』
「休日返上で描くお前にアドバイスでもと思ったんだが・・・」
揺れる銀髪、一護はヒクリと喉の鳴らした
(さて、どうしようか?)
End.
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憧れの先輩は色んな意味で凄いんだぞ的な。
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