短編
□黒崎一護を観察してみた
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【ん・・・・・】
モニターの中の一護が軽く身じろいだ
それだけで自分の何かが磨り減っていくような感覚に襲われた
【ふぁ〜・・・】
気付けば朝日が差し込み、あたりも明るくなったようで一護が伸びをしながら起き上がった
【ふ、】
小さく息を吐くと一護はベッドを下りて着替え始めた
「・・・・・っ!」
白い太ももは脇腹などが惜し気もなく眼前に(正確にはモニターにだが)晒されている
まだ微かに眠たいのかトロンと垂れかけた目は酷く危うい、色々
【グッモーニィィング!!いっちごぉぉぉぉ】
【うっせぇよ!!!】
そんな彼に戸惑う事無く飛んできた飛び蹴りを一護はひらりと避けつつ鳩尾にパンチを繰り出した
「なんと・・・っ!」
一護の知らない一面を知れてウルキオラは知らぬ間に声をあげていた
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