短編
□黒崎一護を観察してみた
3ページ/4ページ
あとは思いの他妹と笑いながら挨拶をし、朝食をとった
なるほど、仲がいいのか
【行ってきます】
靴を履き玄関から外へ、どうやら学校に登校するらしい
「ふむ・・・?」
朝だけでもなかなか収穫はあった、だがこれから一護はどうするのだろうとさらに興味を持った
******
気だるさそうに顔を作り、前を見ては下を見て手を動かしていた
「あれが、勉強か・・・・」
学生の本分とでも言える勉強
とても楽しそうだとは言えない、むしろ退屈そうなのがとてつもなく見ている自分がつまらないと思った
【あざーしたー】
どうやら終わったらしく、一護はノートやら教科書をしまった
それと同じようなことを繰り返し、結局昼食を食べて、また先程と同じようなことをして家に帰った
「・・・・・・・・」
何故だろう、今日だけで一護の知らなかった表情をたくさん見れた気がする
もうそれだけで、一ヶ月はいける。
(ふむ、市丸様はいいことをしたのに、何故監禁を・・・?)
(・・・ウルキオラ?)
背後に佇む藍染を気付くのはあと10秒もかかったという
End.