□この先に進みたいの
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ジョンヒョン「なまえちゃんって、何考えてるかわかんないよね」



至極真面目な顔をして。

ジョンヒョンは残り物のお皿にラップをかけているなまえをじっと見つめて。



それから諦めたように悟って、無言で頭を撫でた。






なまえ「ジョンヒョンだって何考えてるかわかんないよ」

ジョンヒョン「そう?」



残った食事は全部、オンユ兄さんのためだってことはもうジョンヒョンにだって十分すぎるほどわかっている。

わかっては・・・いる。




だけど・・・




ジョンヒョン「今日・・・どうする?」


なまえ「どうするって?」


ジョンヒョン「俺たち・・・・けっこー・・こう、してるよね」


なまえ「そうね。だいぶ一緒にご飯食べるようになってきたわよね」



そうだ。俺となまえはただ、ご飯を食べるだけの、関係。


そうだ・・・そう、だと、言い切ってしまえれば楽だ。



なのに・・・・





ジョンヒョン「また、来るよ」




なまえ「・・・ん、」




俺は君の頬に軽いキスの感触を残していくことしか、できない。





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