□この関係…少し躊躇われます
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くぐもったガラス窓。
息苦しいような湿度の高い部屋で、2人の動きが止まった。
ジョンヒョンは肩でハァハァッ息をしながら、
それでも終始変わらぬにっこにこのご機嫌ご満悦の笑顔で、
じっとりべっとり全身汗をかいてもお構いなしって感じで、
嬉しそうに
そのからだでベッドにダイブした。
それからくるりと向きなおって、満面の笑みを浮かべて言った。
「やーー!!もう!できないっ!!」
その顔があまりにも幸せそうで。
足腰・・風邪のように節々が痛いです、なんてとても、言えない。
「・・・・よか、ったね」
引き攣った笑顔でそう言うと。
「なまえちゃんは?気持ちよかった?」
って。
目をキラキラ輝かせて言うの。
「・・・・・・うん、気持ちよかった」
だからもうそれしか言えないよ、ジョンヒョナ。
ヌナはもうあなたとは歳が違いすぎるから・・・・明日はもう会社にいけないかもしれないの・・・(大腿の内転筋痛くて・・・)←
「ねーなまえちゃん・・・早く一緒に暮らしたいね!」
だからそんな訴えるような目で私を見ないで。
「・・・・・・・うー・・ん、あともうちょっと、考えさせて・・ι」
(ジョンヒョンは好きだけど・・・)
毎晩・・・って考えると・・
この関係・・・先に進めないんだよねぇ・・・。
(おしまい)