□この関係…少し躊躇われます
1ページ/1ページ






くぐもったガラス窓。


息苦しいような湿度の高い部屋で、2人の動きが止まった。


ジョンヒョンは肩でハァハァッ息をしながら、

それでも終始変わらぬにっこにこのご機嫌ご満悦の笑顔で、

じっとりべっとり全身汗をかいてもお構いなしって感じで、



嬉しそうに


そのからだでベッドにダイブした。



それからくるりと向きなおって、満面の笑みを浮かべて言った。





「やーー!!もう!できないっ!!」





その顔があまりにも幸せそうで。


足腰・・風邪のように節々が痛いです、なんてとても、言えない。



「・・・・よか、ったね」


引き攣った笑顔でそう言うと。



「なまえちゃんは?気持ちよかった?」


って。


目をキラキラ輝かせて言うの。



「・・・・・・うん、気持ちよかった」



だからもうそれしか言えないよ、ジョンヒョナ。


ヌナはもうあなたとは歳が違いすぎるから・・・・明日はもう会社にいけないかもしれないの・・・(大腿の内転筋痛くて・・・)←




「ねーなまえちゃん・・・早く一緒に暮らしたいね!」



だからそんな訴えるような目で私を見ないで。


「・・・・・・・うー・・ん、あともうちょっと、考えさせて・・ι」






(ジョンヒョンは好きだけど・・・)



毎晩・・・って考えると・・


この関係・・・先に進めないんだよねぇ・・・。





(おしまい)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ