□あなたには特別に甘い
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「もう一回・・・いい?」
いつも通りのふにゃふにゃの顔で、眉を少しだけ落として、申し訳なさそうに私の顔を覗きこむオニュ。
「・・・・う、うん・・・ι」
正直もうしんどいと思っていたけど、
オニュが満足しないって言うんなら・・・・いいよ、って、
思うことにして早何回目これ・・・??
「オニュ・・・・あのね?」
ヌナは明日も仕事があるんだよ?と、子供を諭すようにやんわりと頬を包み込む。
瞳を見つめて小首をかしげて・・・
ほどよく、やんわりと・・・
断った、つもり、だった。
「・・なんでなまえはそんなかわいいの?」
でも逆効果。
恍惚な表情で目を細められて、
うっとりとした顔でキスをされたらもう・・・
オニュのスイッチが入れ替わってる。
「一晩抱いてもかえせないかもしれない・・・」
オニュはもう熱い眼差し・・・
(ああ、そうです・・私もこの瞳に溺れているんです・・)
「そしたら1日泊まっていってもいい・・?」
「なまえ・・・・ッ・・」
抱きつかれて。
豆腐のようにやわらかいあなたの肌を抱きしめる。
(明日はきっとお肌つるつるだね・・)
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