□お前は誰のもの？
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学園祭のシーズンが近づいてきた。
色とりどりの風船を持った生徒たちは、校門の前に作り始めてるバルンアーチを担当しているようだ。
オーナメントの絵が綺麗に切り取られた切り絵がひらひらと中庭のタイルの上に落ちてくる。
拾い上げれば、２階の窓ガラスを飾るように散りばめられていた折り紙だった。
手造り感満載の学園祭って雰囲気に自然と心躍る。
なのに･････○○○ちゃんときたら僕を置いてさっさと委員長たちと行ってしまう。
僕が少し口を尖らせて君の背中を目で追っていると、
「おーいテミナー」
２階の右の窓が開いていて、見上げると、僕のクラスメートが呼んでる。
僕は慌てて両手に抱えてたダンボールを持ち直すと、昇降口に走って行った。
【お前は誰のもの？】
香蘭さんリクエストありがとうございます。^^
嫉妬系シチュエーションでテミナに言われたいセリフ…
楽しんでいただければ幸いです。^^
non
．
