□気になるカラダ
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そもそも筋肉のつき方から何もかもが違うのに、

君は僕の太ももを見て不思議そうに目を丸くする。



なまえ「・・・・おかしいねぇ?」


オニュ「いや、おかしくないよ」


なまえ「ジンギも私も同じくらいの太さなんだよ?なのに固さが違うなんておかしいじゃない?」


オニュ「いやだから、おかしくないんだって」


なまえ「おかしいよ、だいたいなんで脹脛にそんなに筋肉がつくの??」


日々の鍛錬の違いなんじゃないですか、と言ったところで、今のなまえには信じる要因にはならないのだろう。


僕は、困ったように苦笑いをして、胡坐をくんだ体を、左右にゆらゆらと揺らした。



「もっかい触らせて」と僕の太腿に手を伸ばそうとしてくるなまえ。





オニュ「いいけど、次からはただじゃすまさないけどいいかな?」



なまえ「・・・・エι」



好きな子に体を触られて平然としていられるほど、僕はまだ超人にはなれてないよ。


(相手のカラダが気になっちゃうのは、僕も一緒です。)




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