□眠い人
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ジョンヒョン「ああ〜〜〜・・。なんか今日、やばいかも」


オニュ「・・・??なにがやばいの?」


ジョンヒョン「俺のモチベーションが」


オニュ「ヲヲ・・。ジョンヒョン別にいつも大してかわってないよ?」


ジョンヒョン「変わってんだろ〜〜ヲヲ。なまえちゃんがいるとかいるとか、いないとか・・・」


オニュ「昨日会ったんじゃなかった?今日仕事なのに〜無理やり昨日の夜会ったのは自分でしょ?」


ジョンヒョン「いや、だって。なまえちゃんから連絡くるのなんて〜奇跡だから・・」


オニュ「なに?連絡きたの?よかったじゃん?」


ジョンヒョン「でしょ?けどさ〜」


オニュ「なに?」




黒いいつものバンから降りた俺とヒョン。

朝から仕事の時はたいてい眠い顔だが、今日は一段と眠い。


俺の彼女は、しっかりもので働き者のなまえちゃん。

バリバリ仕事をこなすから、仕事に支障のきたしそうな日は、まず連絡してきてくれない。

近くに居ても、遠恋と同じ。


俺となまえちゃんは遠い関係なのだ。



そんななまえちゃんが、昨日、奇跡的にも俺の方に歩み寄ってきてくれた。


これはまたとないチャンスだ。


なのに、

肝心の俺ときたら、こんな時ばかり尻込みする。



全く持って運を掴めない男・・・それが、・・・俺。












ジョンヒョン「なんか・・真剣に考えてたら、2回目いけなくてさ〜〜」


オニュ「ヲヲ・・1回いけてんだからいいじゃん」


ジョンヒョン「そ、ゆ、もんだいじゃねー、のよ?」


オニュ「起たないより深刻じゃないよ」


ジョンヒョン「なまえちゃんに起たないとか無いから!(キパッ)」


オニュ「ヲヲ・・そうなんだww」


ジョンヒョン「俺はなまえちゃんを愛してるわけだからね?」


オニュ「しってるよww」



ジョンヒョン「・・・けど、俺が一方的に好きだーを押し付けると、なまえちゃん引いちゃうかもしれないでしょ?」


オニュ「もう引いてたよww」


ジョンヒョン「や!やや!ちがう!俺は十分に!気も使ってたわけ!」


オニュ「ジョンヒョンは玉砕するのが嫌で、遠回しになぁなぁで彼女に合わせてたってだけでしょ?」


ジョンヒョン「いやいやいやぁ!!玉砕するってわかってんのに行けないでしょ?粉砕しちゃうよ、って言われてんのに前行けないでしょ?そこでいっちゃったら解約されちゃうでしょ!」



オニュ「解約されちゃえばよかったじゃん?」


ジョンヒョン「ひょぉお〜〜んっ!」


オニュ「ヲヲ・・・ww」



ジョンヒョン「けど、なんか・・昨日は違ったわけ」


オニュ「気持ちが傾いたんじゃないの?」


ジョンヒョン「うん。傾いてたんだよ!」


オニュ「うん。・・・・う、ん?」


ジョンヒョン「傾いてるのに!俺、彼女を置いて行かなくちゃならないんだよ〜〜!今日!!きょ、お!」


オニュ「しらないよ・・ヲヲ」



ジョンヒョン「う〜〜〜お腹が痛い気がする〜〜頭が痛い気がする〜〜ぅ」


オニュ「マネヒョンに殴ってもらえば?・・ヲヲ」


ジョンヒョン「あ〜〜〜でも、ほんと・・そーなりたい!」


オニュ「へ?」



ジョンヒョン「こんな気持ち知るくらいなら、昨日会わなければよかった!」


オニュ「そんなに?・・ヲヲ」


ジョンヒョン「そんなにだよ〜〜!!もーっ!なまえちゃんがあんなに甘えん坊さんになるなんて!!反則以外のなにものでもない!!何?!昨日の!!俺は2年間騙されていたの?!?!」


オニュ「ヲヲ・・・ww」


ジョンヒョン「もうねっぇ!びっくりするほどっ!!甘えん坊!!もうね!あのまま俺、泊まってって〜言われてたら、こっちなんて来ないからね!


オニュ「泊まってっちゃえばよかったじゃん・・ヲヲ」


ジョンヒョン「それがさぁ〜〜〜〜〜!!」









・・・


(昨日の夜のホテル)





ジョンヒョン「なまえちゃん、明日も仕事でしょ?もう、帰ろ?」


なまえ「ん〜〜〜やだぁ〜〜泊まっちゃおうかなぁ〜〜」


ジョンヒョン「ほんと?泊まる?どうする?」


なまえ「・・・・ううん。・・・・帰るの」



ジョンヒョン「・・・・・」











(本当は、引き留めた方がよかったんだろうか・・)





(俺はあの時・・・なんて答えれば正解だったんだろう・・・?)







・・・








オニュ「・・・・なんか、もったいないこと、したね」



ジョンヒョン「そゆ事言わないで、へこむから」


オニュ「なまえさん、なんて?」


ジョンヒョン「わかんないよ。朝別れたばっかだもん」


オニュ「ヲヲ・・」


ジョンヒョン「もう会ってくれないかも・・」


オニュ「ジョンヒョンはマイナスだね・・ヲヲ」


ジョンヒョン「心は繊細なの」


オニュ「ヲヲ・・」



ジョンヒョン「なまえちゃんに、結婚してって言ったら、OKしてくれるかな?」








オニュ「・・・・・・・、どうかな・・ヲヲ」










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