戦国BASARA
□伊達政宗誕生日特別小説
1ページ/3ページ
夏、只でさえ暑いというのに蝉はミンミン煩いわ(これに関しては全て烏に食い尽くされてしまえばいいと思う)
大学から論文という名の地獄行きを言い渡されるわ(自分で進学を決めたのだから致し方ないが)
自室でエアコンをかけているというのに暑い、これは最早人類全滅の域の暑さなのではないだろうかと政宗は最早論文(PCで書いている)を打つ手を止めてへたばりきっていた
言うなれば『死体状態』というやつである
「Dissolve die…マジ溶けて死ぬ……Shitッ!何でcomputerってんなにHot何だよッ?!!」
ガンッ
データが飛ぶのとか知ったこっちゃない、コンピューターを乱暴に閉じると席をたってベッドにばっふりと倒れ込んだ
途端携帯から鳴る着信音
嫌がらせか
何も倒れた瞬間にこなくてもいいと思う
気だるいが立ち上がって携帯を確認するとメールは元親からだった
※因みに彼はメールをすぐに返さないと5分単位で送ってきやがるクラッシャーだ
内容は『今から〇〇△カラオケ店来れるか?』というもの
「この暑いときに外に出ろ…ってか?!?!!あー無理だ無理
Adsolutelydie絶対死ぬ」
『暑くて死ぬから無理だ』
と送るとかかってくる電話
コールを5回ほど無視してもかかってくるので政宗は半ばブチギレて電話にでてやった
「お、やっと出たな政宗
暑いからって籠ってると身体が鈍r…」
「Rest in peace成仏しなっ!
今からぶっ殺しにそっちに行ってやる!!!」
ぶちぃっ
視点変わり元親その他(幸村&元就)一行
「……元親殿、こちらまで聞こえましたぞ」
「ぶっ殺す、か…元親、短い付き合いだっt」
「死んでねぇから!!!」
何はともあれ政宗は動いたようです