戦国BASARA

□まずX'masって何ですか?
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ある一室に集まって盃を交わすは蒼紅主従に瀬戸内ダブル元、前田の風来坊である
「そういえば独眼竜、」
「Ah、何だ?」
「何で今日は俺らを呼んだんだい?何か祝うことでもあったっけ?」
「あぁ、今日はX'masっつぅ日らしい」
「くりすます…とは?」
「何、冬に栗なんて拾えないよ」
「馬鹿猿が、くりすますと言うからにはくりをすます
ように栗拾いを済ますで秋の終わりを告げるものであろう」
「元就、なっげぇ説明の後に悪ぃけどちげぇよ
クリスマスってのは朝起きたら欲しいものが枕元に置いてある行事だろ、そうじゃねぇのか政宗?」
「Yes.よく知ってんな」
「船を扱うものとして当然の事よッ!!」
調子にのって立ち上がった元親は元就に脛をぶっ叩かれて転げ回るわけだが
ここで幸村が疑問を持った
「その欲しいものは誰が置いていったのでしょうか…」
「……さぁ?何か守護者みたいなのがいるんじゃないかな」
「確か、真っ赤なじぃさんがトナカイってのを追い立てて配ってるらしい」
「真っ赤って……返り血?うわ、そんな人見たら俺様瞬殺しちゃうよ」
「そんな輩は政宗様に近付けるわけにはいきませんな」
「我も願い下げぞ」
何やら物騒な方向に話が進む
こうして彼らの中でサンタは真っ赤な返り血を浴びたグロテスクなおじいさんとなりました
次の日まで彼らはそのおじいさんが来まいかとずっと起きていたとか


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