銀魂BASARA

□トリップは大体身体を張る
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馬二頭の駆け足が林に響く…否、三頭と一人
「政宗様ァァァァァァァァ!今日こそは政務をきっちり終わらせて頂きますぞ!!!」
「Refuse!!!
やってられっか俺は遊び盛りだぞ!!」
「真田の旦那―――ッ!!あんたもちゃっちゃとお仕事終わらせちゃってよ!」
「俺は政務というのは苦手なんだ―――ッ!!」
逃げるは餓鬼チーム、政宗and幸村
追うは保護者チーム、小十郎and佐助
もとは別々の道を走っていたのだがいつのまにか鉢合わせして四人でおいかけっこの形になっていた
「Hey幸村!もうちょい飛ばすぞ!」
「承知致した!!」

ズダダダダダダダ

「政宗様ァァァァァァァァ!」
「ちょ、旦那ッ!」

ダダダダダダッ (因みに佐助は足です

ガサガサと音速の速さで林を駆け抜ける
と、調子にのって飛ばしすぎたのだ

ザッ ガララッ

ふわりと突然の浮遊感に餓鬼チーム2人は驚く
「What?!!」
「なぁっ………!!」
一瞬止まった思考回路をフル回転させて現状を把握する
「小十郎来んなッ!!」
「ッ?!!!!!
佐助!来るでない!」
「何を言って―――――ッ?!!!!」
「旦那?!!何かaッ?!!
うわぁぁぁぁ!!」

先は崖でした☆(キラッ
※山でのおいかけっこは十分注意して保護者同伴でやりましょう
馬ごと投げ出された身体は今、物凄い勢いで地面向かって落ちていく
「shit!こんなとこで死ねねぇってのに…!俺には天下つぅ未来が待ってんだ!!」
「くそッ………おい忍!どうにかならねぇのか?!」
「何で俺様があんたら助けなきゃなんないのって言いたいとこなんだけどねー…この高さでこの速さは流石にお手上げデス」
「うォォォォォォォオオオオオ館様あ゛あ゛!!!申し訳ありませぬぅぅッ!この幸村、ここで果て―――……」



ズシャゴバキャァァァァァァァァ!

「うぉッ?!!」
「え、何?!」
「またなんか降ってきたアルか」

"……………え?"
硬い地面に叩き付けられる筈の身体は机にメリッ込んでいた
上を見やると穴の空いた屋根
「W…what?where?!」
「誰だてめぇ…」
「ィャお前こそ誰ですかコノヤロー
人ん家の屋根破っちゃって」
「そ…それは申し訳ありませぬ……
してここは?」
「よ、万事屋銀ちゃんです…けど
何で空から?」
「あっれー…どうなってんの?」
そこは室内だった

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