09/18の日記

13:32
リア充なんて爆発しろぉっ!<現BASA佐助+小十郎 1.5
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「あー?どうしたんだよ片倉
眉間の皺5割増か」

「増しすぎだ
いや…少し調子が……」

一時限目の授業が終わり、ふらりと席を立った小十郎は比較的仲の良い銀時の方へと足を運んだ。なんでも吐き気方向に気持ち悪いらしい。

「お前ここでリバースカードオープンすんなよ?」

「朝は食べたのか?」

担当教師の孫市先生の問いに小十郎は頷く。

「一応
確か朝辺りから…」

「今のうちに薬を飲んでおけ
保健室にある筈だ」

「すみません、行ってきます」

「おー死んでこいー」

「死なねぇよ」

ガチャリと小十郎の出ていった扉をちらりと見ては視線を戻す男が一人…。誰も気付かないほどの行動故に噂にすらなっていないが、猿飛佐助。絶賛性別無視の片想い中である。
銀時の隣に座る佐助は耳を傾けながら乙女的にも心配していた。出来ることなら着いていってやりたかったほどだ。

"大丈夫かなぁ…いや、そんな柔じゃないから大丈夫だろうけど"

携帯を握り、打つ振りをしながらも教室に入ってくる人を見続ける。無理をせず帰ってほしいという思いもあるが、正直帰ってほしくない思いの方が大半を占めていた。

"夏ってあたりやすいからなぁ…
ああ嫌だ嫌だ"

弁当を作っている身、衛生管理はしているつもりではあるがぶっちゃけてしまうと心許ない。

ガチャリ

「え、何お前大丈夫なの?」

「ああ」

「早くねッ?!鉄の腹か!」

「違う
大丈夫ではねぇが大丈夫だ」

「なんだそりゃあ…
総称して大丈夫じゃねぇじゃん」

"よっしゃ!!…じゃない帰れ!いやでもなるべくいてください!!"

矛盾しすぎて最早何が言いたいのかわからないことになっている。隣で話続ける二人の言葉に耳を傾けるが、オンラインゲームか何かの話なのか、暗号とも言える単語が行き交っている。

"サバゲー…だっけ?
時間無いしなぁ"

話を共有してみたいが生憎、PCゲームは許容範囲外だ。極めるとなれば確実に破産する。

"次の時間は流石に帰るかなぁ"

はぁ…とため息を吐く佐助。
一時間後、彼のいない席にまたため息を吐くことになるのである。

"せーつねェェ…"


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