04/17の日記

09:12
「おっふぃ」ってなった日>現銀魂/銀時、桂、高杉
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"ふぃるすふぃるすファクショォォォオオオッンッ!!"

緊張が最高潮まで達した時、人間誰しも混乱or大絶叫するものだ。大声をリアルに出さずに心の内のみに堪えただけでも拍手して欲しい。
もうわけがわからない、それが限界を超えた銀時の心境であった。
本当に何故こんなことになったのか、当の本人ですらわからないのだ。
大学もそろそろ卒業となり、違う学科ではあるがタメの桂と高杉に「ニート」だの「働けダメ人間」だのとボロクソ言われ(桂はともかく高杉も内定ナシ)「俺ぁやりゃあ出来んだよ!やんねぇだけだ!!」と、マジで就活をするに至り、

今、頭の中で色々と爆発している

何故こうなったのかは本当にわからない。だって、まさかダメもとでメールした企業からメールが返ってきて、まさか面接受けることになって、まさかまさかインターンシップなんて受けることになろうとは…

"誰も思わねぇよぉぉぉおおおお!!!"

まぁ当然と云えば当然の結果だ。
ちゃらんぽらんだのなんだのと言われてはいるが、ぶっちゃければ授業態度はそこまで悪くはないし、受講率もそこそこ。人当たりも悪くないとくればそりゃイタダキマスにもなるだろう。
今時珍しい好青年である。
そしてやらされたことといえば

"ゲームの感想・・・だけ?"

仕事が遅い、というかゲームのシナリオがあまりにも長かったのもあったが感想だけ書いて終わりとは想定していなかった。
しかも何故か漫画を借りて帰ることになった、もう不思議なことが起こり過ぎて一杯一杯だ。

「えーとじゃあ、明日はゲームキャラクターの簡単な台詞を考えてもらうから
そのキャラクターの口調でね」

「あ、はい」

"はぃぃぃぃいいいいいいッ?!!!!"

驚くステータスが最早足りない。
使わないだろうな?こんなど素人の考えた台詞なんざリリースしないだろうな?
そろそろ心の声量も尽きてくるというものだ。元々足りない。

そんなこんな、今日は帰宅した。

「たでぇーまぁー」

「きっさまぁぁああああああ!!!
帰りが遅いぞ!」

「は、」

同居人、というかルームシェアで桂と住んでいるのだが、帰宅早々に怒鳴り散らす桂に銀時は顔を顰める。

「遅くなるのならそうと一報入れろ!!」

「何時代だソレ
つーか俺もう25だぜ?
てめぇも親じゃねぇんだから必要ねぇだろ
飯なら自分で作れっし」

「全くもう!母さんお前をそんな反抗的な子に育てた覚えはありませんっ!」

「てめぇに育てられた覚えもねぇよ」

想像すると随分恐ろしい絵面である。

「とにかく電話なりしろ」

「はぁ?しねぇよ」

この先はしろ、しねぇの繰り返しで言い合いが終わり、風呂に入った銀時はため息を一つついた。

「寝てる間に髪切るか」

長髪のウザいあいつに仕返しを決めたのであった。

次の日の早朝、ある学校の寮の一角で悲鳴が轟いだそうな。。。


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