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□篝火
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あの人がいなくなったその日。
僕は夜の篝火に成った。
「あ、ぅ………ンン……!」
乱れる吐息、艶やかな白い肌、ぐちゃくちゃの髪の毛。
あの人は僕のように客を取りはしなかったが、僕は違う。
毎日毎日、代わる代わる。
取った客は数知れず。
「あやめ、菖蒲……ッ!」
「あァァアア!旦那さま……ぁっ!」
快楽に溺れた回数など、既に数えちゃいなかった。
腕を回して接吻を乞う。
もっと、
もっと、もっと
…
………
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