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□それすらも言い訳に過ぎない
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留三郎は余裕なさげに指を抜き、彼のソレを僕に突き刺した。
待ちわびていた快感に、僕はまだ動いてもいないのにイってしまった。
ぐちゅ、ぬちゅっ
粘膜同士が擦れるおと、ギシギシと軋む床。
「アッ!ぇぅ………ンン!」
訳もわからないくらい気持ちよかった。
壁が薄いから隣に聞こえるだとか、もうそんなことはどうでもいい。
とにかくこの火照りが爆ぜる出口を目指して僕は溺れた。
「ぁぅン!!!と、めさぶろ、ひぁッ!」
「伊作、………ぅッ!」
ずん、と留三郎が動いた後、腹のなかに勢いよく放たれた白濁を感じた。