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□それすらも言い訳に過ぎない
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「あーあー、コレどうするんだよ…」

白濁でベトベトになった僕を見て留三郎はぼやいた。

「…留さんが盛ったせいでしょ!」

真っ赤な顔で反論すれば、同じくらい真っ赤な顔でやり返された。

「あれはお前が、その、ヤラシイ顔で自慰してたからだろ!!」


「と言うか、俺が寝てる隣でヤるなよ!」


「だ!だってあれは……」


血の気が引いた。

さっきから気になっていたが、この、僕の足元にぶち巻かれている粉末はもしかして…

















六年長屋に、悲鳴が響き渡った。











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