The Kingdom of GodU

□第一章 薄紫の娘と水晶
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第一章 薄紫の娘と水晶

私の生まれる前に起こった戦争によってこの国は長い間争っていた島を勝ち取ることができた。

しかし国民の怒りが爆発し戦争を起こした両国の王家は滅ばされた。

その波に乗せられ断言できないようだがこの国の軍位トップに立っていた貴族の青年も革命派に暗殺されたらしい。

悪役はすべていなくなり私が生まれたころには政府というものが誕生した。けれどもその政府は敗戦国含めた今の国をまとめられなくなってしまったらしい。

そのため滅亡した王家に由がある者を象徴として上に建てようとしている。

それが“Blood of former royal”と呼ばれる王家の血筋探しの運動だ。
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