古戀路
□序章 薄紫の姫君
1ページ/4ページ
私は濃い煙が立ち込める中にいました。時間は日が沈んだ直後くらいでしょうか。
私の主は先程まで私の横に居ましたがもう灰と化していました。とても悲しいことです。
私は一人、主を思い出しました。彼女はこのような終焉、もしくは人生で本当に幸せだったのでしょうか……。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ