銀魂短編夢小説

□桜小道でアナタと
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桜がひらひらと舞い踊る小さな小道を、私は毎朝大好きな彼と登校する





3年生になった私はある程度クラスにもなじんで、いつも一緒の、いわゆる「いつめん」もできて、彼もいて、それなりにたのしいスクールライフを過ごしている




いつものように彼との待ち合わせ場所で彼をまっていると、彼はやってくる







「よぉ、いつもはやいですねィ」




「おはよう、待ち合わせ時間の5分前に来てるのよ」




「へぇ、俺は待ち合わせ時間の1分前に家を出るんでさァ」




このやろう、彼女との待ち合わせをわざと遅刻するとは何事だ


8時に待ち合わせでさァって言ったのは総悟なんだからな畜生



ん・・・と言って私の顔をのぞきこんできた総悟はニヤっと笑った








「今日はいちごジャムのパン食って来やしたねィ?」



わわっ


恥ずかしっ



亜衣は自分の口元をぺたぺたと触っていちごジャムを探す




「ここでさァ」



ぺたっと総悟の大きな手のひらが亜衣の頬を包んだ




ほら、とれた。




総悟は私のほっぺからとってくれたいちごジャムをペロリと舐めた




よよよ、よくもそんな恥ずかしいことをサラッとできるものだ・・・・・













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