烏森学園B

□幸せな瞬間
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時音は早く放課後にならないかと楽しみにしていてソワソワしていた。


放課後になると時音は高等部の校門前で待っていた。


『良守〜!』
『おぅわ!!?ι』


良守の姿を見て時音が駆け寄り、抱きついて来た。


『時音‥‥』
『重い〜?』
『いや、重くはないんだけど…ι』


おんぶしているような状態だ。


『時音、歩くづらいから…ι』
『ぶぅ〜っ。
じゃあ、これにする!!』


唇を尖らせ、時音は良守の腕にぎゅっと抱きついた。


人気者同士なので注目されていた。


まるで恋人同士のようだ。


『…ったく。
甘えんぼ(笑)』
『良守にだけだもん!!』


苦笑いを浮かべながらも良守の見つめる瞳は優しかった。



『‥‥ここ?』
『あぁ、そうだよ』


喫茶店に入って行く。
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