烏森学園B

□美人のママ
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しばらくして完成したようで時美は嬉しそうに絵を持って時音に見せた。


『これ‥‥私?』
「うん! ママだよ!! 時美の大好きな美人のママ♪」
『ありがとう』


あんな風に笑顔で描いてたから良守を描いてると時音は思っていたのだ。


嬉しそうに時音は絵を見た。


絵の中の時音は笑顔で幸せそうだ。


指には結婚指輪と怪我をしたのでカットバンが追加されていた。


「パパが言ってたよ。“時音の笑顔は太陽の光のようだ”って。
“いつも俺に力をくれる”って。
だからね、いつも笑ってて欲しいんだって。時美もママの笑顔が大好きだよ!」
『私も時美の笑顔が大好きよ』


にっこりと笑い、時美は時音に抱っこされて甘えていた。


『ただいま』
「あっ、パパだ!」
『お帰りなさい』
「パパ、お帰り!」


2人でいつものように出迎えた。
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