烏森学園B

□自慢のパパ
2ページ/5ページ

時美の携帯が鳴り、時美は出た。


「あっ、パパ!
本当!!? やったぁ!
うん、すぐ行く!
みんな、パパがケーキご馳走してくれるって。パパの店に行こ!
友達も連れて来ていいって!!」
「やったぁ!」
「ねぇ、パパの店って何なの?」
「時美のパパ、パティシエでカフェ経営してるんだよ」
「もう〜、私が言おうとしたのに!!」
「時美に喋らせるとパパ自慢になるから」


話をしながら代金を支払い、ファミレスを出た。


飲み物だけ頼んで数時間も話していた。


オシャレな外国にあるようなカフェのようだった。


『時美っ!』
「パパ!!」
「あれが!!?」
「そうだよ」
「嘘っ!!
カッコイイ…!」


初めて良守を見た時美の友達は騒いでた。


『時美の友達か?
葉月ちゃんと‥‥』
「美佳です!」
「唯です!!」
『よろしく。
これからも時美と仲良くしてくれな。
ほら、時美が大好きなイチゴのケーキだよ。君達も好きなケーキ頼んでいいから』
「「はーい!」」
「ありがとうございます!」


にっこりと笑い、良守は時美の頭をなでて頬にキスした。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ