見えないもの

□プロローグ
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侍の刀はなぁ
鞘におさめるもんじゃねェ
自分の魂におさめるもんだ

時代はもう侍なんざ必要としてねェがよ
どんなに時代が変わろうと
人には
忘れちゃならねーもんがあらぁ
たとえ剣を捨てる時が来ても
魂におさめたまっすぐな剣だけはなくすな


…あぁ
雲一つない江戸の空…
もう一度拝みたかったなァ…






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