短編小説
□ブルー・スカイ
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「グズグズッ」
和貴に好きな人が...
そうだよな...
好きなやつぐらい
できるよな
「つる...」
嫌だ....嫌だ...
和貴の顔みたくない...
「光!」
ハァ〜
和貴の声が...
幻聴がきこえるのかな?
和貴の声が...
「光!!」
和貴が僕の肩をつかんだ
「え...?」
「ハァハァ...光...おまえ...」
どうして...
「ごっごめん...いきなりとびだして...」
「光...泣いて...」
「え?泣いてないよ...ごめん...帰る...」
夜でよかった
僕の今の顔を
みてほしくなかったから
僕は帰ることにし
歩きだした