短編小説

□愛をくれ!
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「いい仕事ないかな〜」

「見つかんねえな...」

俺、紅音 倭(クオン ヤマト)

入ったばかりの高校1年だ

今、一緒にいるのは友達の純平

俺の親父がリストラされて高校の授業料が払えなくなりそうだから、自分で払うことにした

実は、頭がいい私立高校に入った俺

本当だったらその高校を入ることは無理だった

俺はバカだから偏差値がたりなかった

だけど、必死に勉強してがんばって入ったのだ

なのに、親たちは他の高校に転校しろって言う

俺はしたくない

だから家をとびたし、一人暮しをはじめた

バイトしないと家賃も払えない

だから今、バイトをさがしにきたのだ

だが、

なかなかみつからない

みんな時給が安く、中には高校生じゃダメというバイトが多い

今日中にバイトをみつけなきゃヤバイのに...


「みんなダメだな」

「あぁ...どうしよ...」


「「キャー!!!」」

「!?」

探し回っていると、人混みが...

キャーキャー言っていてうるさい

「なっなんだ!?」

「あれだよ」
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