短編小説

□愛をくれ!
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「ここだ」

「広い...」

自分の部屋になる部屋

すごいきれいだ

「完璧に掃除して、いつでも使えるようにしといたんだよ」

「春菜さん、家事得意?」

「得意得意!家事は全部俺がやってまーす」

「すごい!」

俺は家事なんてぜんぜんできない

料理なら、卵焼きやカップラーメンぐらいしか作れない

「そうだ!今日は倭くんの歓迎会をやろうね」

「え!」

歓迎会?俺の?

「好きな食べ物は?」

「あ...鶏の唐揚げ」

「おけい。じゃあ俺、買い物いってきまっす」

春菜さんはそういうと、さっそく買い物に行った

「倭、こっちこい」

「あ、うん」

伊吹に呼ばれて、伊吹のとこに行く

ベッドまであるし...

いい気持ちで寝れそうな感じだ

チュッ

「え...」

今、なんか唇にやわらかいものが...

少し時間がたたないと、そのやわらかいものは何なのかわからなかった

「クス...もしかしてはじめて?」

「え..あっ..あ!?」

もっももももしかして!?

きききききキス!?

「そうみたいだな、そんな反応するなら」

「そっ、そんなことない!」
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