短編小説

□愛をくれ!
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悔しくて、大きい声で言った

本当はそうだよ!

はじめてだよ!

彼女とか、まだできたことない

好きな子はできたけど

「私より可愛いから嫌」

っていつも言われてしまう

「じゃあ、こっちは?」

「イヤッ...そこは...」

伊吹はズボンの上から俺のを触る

「ここもはじめてか?」

「.....」

答えたくない

絶対何も言わない

「アッ...ヤッ...」

いつのまにか下半身スッポンポンにされた俺は真っ赤になって両手で股間を覆う

「倭のが見えないだろ」

見えなくていいし!

「どかせ」

俺の腕をつかむと、ベルトで縛った

「はっ離せ...」

「ふ〜ん」

「う///」

じろじろ見てくる伊吹

恥ずかしくてたまらない

「もっいいだろ///」

「じゃあ、自分でしたらゆるしてあげる」

「え...?」

今...なんて...

「自分でイジって、イケたらゆるしてやるよ」

伊吹はニヤッテして言った

「むっ...無理」

「じゃあ、離してやらない」

「うっ...」

「手伝ってやろうか?」

「は?」

「ほら」

伊吹は俺のを触りはじめた

「あっ...え?...ヤッ..」

「もう大きくなってるぞ?」

「うっうるさい!あっ...さ...わんなぁッ!」

「騒ぐんじゃねーよ」

「!?」

突然キレたように怒鳴って、鋏をどこからか取りだして俺の顔の横に突き立てた

「ひっ!?」

恐怖に裏返ったような声をだしてしまった

「その顔...そそるな」

怖い

伊吹が怖い

「黙ってイケ」

「え...あっ...」

伊吹は俺のをさわる

自分でさわるより

きもちい...

自分が自分ではなくなってしまってるきがする

どんどんおかしくなっていく

「も...いやぁ...」

「イキそうなんだろ?」

「いや...い...イク」

伊吹の手に俺のがはじけた
「ハァハァ...」

「よかったんだろ?」

「ちっちが///!」

「素直になれよ」

「なっ///」

悔しかった

きもちいと思ってしまった自分が

なんでこんなことされなきゃいけねんだ!

やっぱり

日給2万っていうのは、こんなことするからだ!

2万にひかれた俺がバカだった

今頃後悔...

しょうがない...

この夏休みすげえってほど働いてやる!

みてろよ!

伊吹!!



   * つづく *
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