短編小説
□愛をくれ!
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ここにいろとか無理
もう、つらい
俺は伊吹の部屋をでた
春菜さんのところへ向かう
「春菜さん」
「あれ?倭くん?」
春菜さんはリビングにいた
「俺、仕事やめます」
「え?何言ってるの?」
「ちょうど夏休みが終わるしちょうどいいかなって」
「...」
「今日、やめます...今までありがとうございました。春菜さんのご飯、すごく美味しかったです」
「やっ倭くん!」
「さよなら」
俺はリビングをでると玄関に向かった
この家も今日でさよなら
もう、
会うことはない
「倭くん!」
「春菜、さん?」
「もう、帰ってこれなくなるよ」
「何言ってるんですか?俺は夏休みまでなんですよ?」
「...」
「今まで本当にありがとうございました、さよなら」
これで
本当に
さよなら