短編小説
□愛をくれ!
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「そこの君、何をしてるんだ」
「うるさい、邪魔しないでよ」
俺は、警備員さんがいることにきずかず、会議を盗み聞きしていた
「こっちにきなさい!」
「え?はっはなせ!」
「倭くん!」
「え...」
春菜さんがこっちにやってきた
「すみません、こちらのもので」
「あっ、そうでしか、すみません」
警備員さんは、お辞儀をしてどこかへ行ってしまった
「倭くん?」
「はい...」
「言ったよね!?くれぐれも、邪魔しないようにって、どうしてわからないの!?」
「.....ごめんなさい」
「ほらほら、瑠樹ちゃん〜いじめたらかわいそうだよ」
「いじめてなんかいないですよ!高瀬さん!」
「倭くん、久しぶりだね!」
「高瀬さん...」
「倭くんは、帰ってもらいます」
「え...?」
「瑠樹ちゃん..それは...」
「帰ってもらいます」