短編小説

□ブルー・スカイ
1ページ/6ページ


「グズグズッ」


和貴に好きな人が...


そうだよな...


好きなやつぐらい


できるよな


「つる...」


嫌だ....嫌だ...


和貴の顔みたくない...


「光!」


ハァ〜


和貴の声が...


幻聴がきこえるのかな?


和貴の声が...


「光!!」


和貴が僕の肩をつかんだ


「え...?」


「ハァハァ...光...おまえ...」


どうして...


「ごっごめん...いきなりとびだして...」


「光...泣いて...」


「え?泣いてないよ...ごめん...帰る...」


夜でよかった


僕の今の顔を


みてほしくなかったから


僕は帰ることにし


歩きだした
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ