11/21の日記

16:11
吸血鬼騎士小説ネタ3
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 翌朝目を醒ました私の髪は群青色に戻る事なく更に深い闇色を称えていた。

吸い込まれそうなほどの闇。

深く深く底の見えない闇。

 それが自分なのだと気づいて恐ろしい半面嬉しくもあった。

 考えていることが分離する。
闇色になったときによくあることだ。
…一度しかなったことはないけれど。
これが彼らの侵蝕の影響だと考えると少し怖い反面身を委ねてしまいたくなる。

そして私の傍には辛そうな顔をするかなちゃんと少し離れて心配そうにする、るーちゃんとあーくんがいた。

「亜依、大丈夫?」
「大丈夫だよ…多分。英さえいなければ」
「枢様」
「…藍堂」

 はっとしたように目を見開く。
近くにいる私がやっと気づくくらいだけれど。
私は英が最低限視界に入らないように目を伏せる。
かなちゃんの纏う雰囲気が少し緩くなった気がする。
あくまでも少しだが。

「なにか用?藍堂」

静かにかなちゃんが問う。

やがて少し目を反らし、
「如月風花を、粛清しました。」
とだけ彼は言った。

「そう。用事はそれだけ?」
「はい。…あの、枢様、その黒髪の女はどなたですか?」

まさか気付かないとは思っていなかった。
……前言撤回、少しは想定していた。
あの馬鹿な英のことだもの。
後ろであーくんが小さく溜息をつき、るーちゃんが怒りでふるふると震えている。あ、今拳を作ったみたい。

 かなちゃんは凄く冷たい声で

「藍堂、君は気付かないの?」
「枢様、質問の意味がわからないのですが」
「嗚呼そうか、君は前回の彼女を見ていないんだったね」
「前回…?」
「彼女は玖鵝亜依、君の婚約者だろう…?」
「え、だって亜依の髪の色は青で」
「変わったんだよ。僕がきたときはこうなっていた。」
「え、!?」
「恐らくはストレスかなにかだと思うんだけど、藍堂、何か知らないかな」

再びかなちゃんが静かな声で問う。


――――――
こんな微妙なとこで終わりです。
すいません。
因みに分かる方もいると思いますが

かなちゃん=玖蘭さんとこの当主
るーちゃん=早園さんとこのお嬢さん
あーくん=架院さんとこのぼっちゃん

です。
要りませんね。わかります((


藍堂に衝動的に苛ついたんでしょうね…
彼に厳しい話になってるんじゃないかと個人的には思うんですが…


しかも小説版をなくしてしまいまして、細部はもうよく分からないです(笑)

実は少し前の文章だったりします。

長い上に中途半端ですが読んで下さりありがとうございました!

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16:03
吸血鬼騎士小説ネタ2
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 「ふ、うっ」

 なんでなの?

彼が私を見てくれないのはどうして…

 『純血種は泣いてはいけない』
誰かがそう言った。

 私は完全な純血種ではないから泣いてもいいのかな?
そんなことを思っても涙を止めることなんてできないけれど。

醜い嫉妬。

自分には嫉妬の感情しかないのかと自分で思うほど、私は嫉妬深いと思う。
それは自分の生まれのお陰で嫉妬の悪魔をこの身に飼い込んで終ったから。

玖鵝亜依(クガアイ)、それが私。
私のパパは完全な純血種じゃないから私は半純血種なんだって。
純血種のママはクォーター(1/4)人間のパパを愛してしまったの。
そんなことはどうでもいいことだけれど。

能力的なことは純血種と大差ないしクォーターとの子なんて異例だから、みんな私を純血種として扱おうとしてくれるけど、みんなに断って本来の貴族階級のような扱いをしてもらってる。
だからこそ私は英の婚約者になれたのだけれど。

 正直言って英の一番は私ではないと思う。
あのレベルEにだって、私にばれないようにこそこそ私がいないときを狙って会っていた。

気づいてるって。

 別に疚しいことがないなら堂々と会えばいいのに。
かなちゃんには
「君のためだよ」
って言われてたけど、私にはとてもそうは思えない。
私の思いなんか彼には一遍も届いてなんかいないんじゃないかとさえ思う。
 とにかく私は哀しいの。
とてつもなく悲しいの。
なにも教えてくれないことが。
もう私は知ってるのに教えてくれなことが。
 ああまた髪が変色してきた。
群青色から深い闇色に。
これは嫉妬の悪魔を飼う弊害。彼が、彼女が私を侵蝕していく合図。
これで二回目だ。
一回目はかなちゃんにばっかりかまう英に対して。
和解したかなちゃんに次は無いと言われるほどにそれは酷かったのに、その次が来てしまった。

とめようは、なかった。

嗚呼これにさえも彼は気付かないのか、気づいてくれないのか、と半ば諦めねむりについた。


目覚めたとき―――――――――私は、彼を避けるであろう、と「確信」しながら。



――――
次で多分強制終了。

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09:42
吸血鬼騎士小説ネタ1
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 いつもの様に深夜の廊下を歩いていた。

 あれ、声が聞こえる。

「…んだ?」
「私が…し…んぱ…のこと…きだって言ったらどうしますか」

 だんだん声が近くなる。

「先輩の腕の中で死ねて…幸せです、よ」
「ふう、か」

 この声はるーちゃんの言ってたレベルEと…英?
小さいけれどさらさらと砂の音が聞こえてきた。
もう粛清しちゃうんだね…!?え、!?


 「どう、して」

 そこで私がみたものは酷く残酷な光景だった。

レベルEと英が、いや英が砂になりかけたレベルEを抱きしめてる

 …私が、私が貴方の婚約者じゃないの?
貴方はレベルEを嫌っていたんじゃないの?

 なんで、なんで慈愛に満ちた顔でそれを見つめるの?
なんで貴方は優しい顔で涙を流すの?

「僕はお前を、救ってやれると…思っていたよ」

っ!

 な、んで、なんで
いつも私にそんなこと言わないじゃない
いつも私をそんなに大事にしてくれたことないじゃない!


 私はこれ以上此処にいることが耐えられなくなって足早にそこを後にした。


彼は私がそこにいたことにすら――気が付いていなかった。


――――――
長すぎたので分けます。

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01:17
テステス
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試験送信です。

十月はしばらくメール投稿派。

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