short story
□Because
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〜仁side〜
「…和?」
俺の目先には和が座り込み泣き叫んでいる姿が見えた
隣にはホモP。
「あの野郎!!!!!」
俺は無我夢中で和の元へ走り出していた
近づくと
和が何か囁きながら泣いているのは分かったが
すすり泣きと混じるせいか何を言ったか聞き取れなかった
だけど和が泣いてるのには代わりねぇよ
気が付いたら俺はホモPを殴り飛ばしていた
…何してんだろ
和を見たら涙は流れていたが状況を把握していない様子だった
「…かっ…亀梨っ…何やってんだよっ…」
『…じっ…赤西っ…』
目を真っ赤にした和と目が合った
…赤西…か…
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