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□美男子戦士☆セーラーシンB
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シン
『セーラーリュウガ…そしてセーラートキ。奴らは一体何者なんだ』
レイ
『敵なのか味方なのか…それすらハッキリしないままだ』
ケン
『…』
アミバ
『しかし気にくわん!この天才を弱者呼ばわりするなど言語道断!セーラートキ、いつか復讐してくれるわぁ〜!』
シン
『落ち着けアミバ。相手の正体も知れずに動くのは危険すぎる』
アミバ
『ぬぅぅ…』
シュウ
『聖帝サウザーが世を支配しようとする以上、この前のような刺客も、こちらへ送り込まれ続けるであろう』
ケン
『俺を倒そうとする者には、この拳で応えるのみ』
シュウ
『その心があれば心配あるまい』
ユダ
『リュウガとトキ…か』
レイ
『どうしたユダ』
ユダ
『…う…美しかった。あの2人の立ち振舞い、闘う姿…!』
レイ
『…ユダ?』
ユダ
『悔しい!俺が他人に目を奪われるとは……っ』
レイ
『血化粧はするなよ』
ユダ
『な、何故俺の思考が読めた!?お前…まさか人の心が読め…』
レイ
『お前がワンパターンなだけだ』
シュウ
『アミバ、悪いがリサーチを続けてくれ。サウザーのことと…、例の戦士のこともな』
アミバ
『まかせろ〜。俺様に出来ないことはな〜い』
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その頃リュウガとトキは、街の喫茶店にいた。
リュウガ
『くそっ、サウザーはどこに隠れている』
苛立ちを隠せない様子のリュウガに、トキはそっと言葉をかけた。
トキ
『焦るなリュウガ。私たちの指命は、あくまで乱世を終息させること。そのためにまずは、世を統治する力を持った「星のキング」という人物を探し出さねばならん』
※「月のプリンセス」ではありません。
リュウガ
『星のキング…その人物こそ、乱世を平和へと導く大木!その者を見つけ出さぬ限り、乱世は終わらんか』
店員
『アイスティーお待たせいたしました。(置)』
トキ
『…この世界に紛れ込んだ「キング」を捜しだすのは容易ではないだろう。しかし、何としても見つけなければなるまい』
トキはアイスティーにガムシロップを6つ入れると、ストローで一気に飲み干した。
リュウガ
『無論。…そのためには手段を選ばぬ!大木を汚す枝は全て払うのだ!』
トキ
『………』
↑実は飲みすぎて腹痛い。
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