グリーフケア

グリーフケア…自死、事故、病死などによる、大切な人を亡くしたご遺族の悲嘆のケア

日本では、まだ、あまり聞き覚えの無い単語だと思います。

しかし、グリーフケアの先進国である欧米の中には、保険制度としての、死別、死別後の悲嘆に関するケアがある地域もあるほど、あって当然のケアが残念な事に日本では、ほとんど、そういったシステムなり制度が確立されておりません。
独自に民間の有志の方々が会を作って、それぞれ活動しているというのが、現状だと思います。

自死、事故、病死などによる、大切な人を亡くしたご遺族の悲しみ、苦しみは、想像を絶します。

初七日、四十九日を終えて、「ふつうの人」に戻らざるをえなくなった時から、大切な人を亡くした、本当の苦しみが始まります。
あえて症状を表現するならば、「生きている事への違和感」、「生きる意味の欠如」、「これからの人生に対する不安」、「全てにおいての、満足感の欠如」、などが挙げられます。周りは、同情を示します、ほとんどの人は、「期間限定」の名の下に…。

現実は、何事も無かったかのごとく進んでいきます。本当に苦しみだした当事者だけを、とり残して…。
この様な心理状態に悩まれている方々に、手を差し伸べると言うのが、グリーフケアの原点です。

正直な話、悲嘆によってズタズタになった心身の機能不全を回復させる時間と費用を考えると、心身の機能不全を引き起こす前の段階でのケアの方が遥かに肉体的にも、精神的にも、金銭的にも、効率的かつ人間的であると、私は考えます。
当カウンセリングルームでは、グリーフケアにも、力を入れていきたいと考えております。

また、定期的に、同じ様な、境遇の方々の、グループカウンセリングも、行っていきたいと考えておりますので、辛い思いを自分達だけで抱えていらっしゃる方々は、当カウンセリングルームにお問い合わせ下さい。
一緒に、その苦しみを、分かち合いましょう。

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