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□別れ道の作り方
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白川咲織(Shirakawa Saori)
162cm 48kg 22歳 女性 故人
優の恋人だった人。虚弱体質で、大学3年生になると同時に入院生活を開始する。
優が2年、咲織が1年の時に二人は知り合い付き合い始め、将来の夢も語るほど仲が良かった。元々バーは二人で経営する予定だったが、咲織は大学を卒業することなく亡くなり、優が一人で経営することとなる。

Bar「Again」19時〜翌2時 
予約があれば17時以降ならば開店可
少し路地に入ったところに入り口があるため、分かりにくい。が、表に看板が出ている。
店内はあまり広くなく、カウンターと2人掛けの丸机が2つあるだけ。小洒落た雰囲気で老若男女問わずゆったりと出来る。
カウンターの中には小さいキッチンもあるため、ちょっとしたおつまみなども注文可能。
誰が何を何杯飲んだかは優の記憶にかかっているというクオリティ。
カウンターの中には裏へつながるドアがあり、お酒や氷などが保管してある小さい小屋と、優が普段生活している小さい平屋がある。
夜は閉店時間が過ぎても、優が帰れと言わない限り居座り続けてOK.。
ただし、優は朝日が昇ると眠くなる体質なので、そのくらいが限度。


真っ白い一輪の花
「別れ道」を探し求めているお客が来る日にだけ花を開く不思議な花。
それ以外の日はずっと蕾の状態で枯れることがない。
酒棚の隅に飾られており、優は「さおり」とその花を呼ぶ。
どうやら、生前咲織が病室でお世話をしていた花らしい。
どの植物図鑑にも載っていない不思議な花。
その花が開いている日は、大体1時ぐらいにお客がいなくなり、特殊な客がやってくるという不思議な現象が起こる。



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