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□第6話
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雅「樹美の作ったカレー本当にうまかった。」
樹美「ありがとう雅紀」
雅「あのさぁ樹美」
樹美「何」
雅「実は俺さぁ、樹美の事が好きなんだ。」
樹美「でも雅紀、私には彼氏がいるし・・・。」
雅「そんな事はわかってるそれでも俺はお前の事が好きなんだよ」
樹美「ありがとう雅紀。私も雅紀の事は好きだよ。幼馴染として。」
雅「俺は樹美の事幼馴染としてじゃなくて本当に樹美の事、異性として好きなんだよ。」
樹美「気持ちはありがたいけどそれは答えられない。ごめん」
雅「樹美」
樹美「何」
雅「どうして俺がこんなに樹美の事が好きか分かる」
樹美「ごめん。分からない。」
雅「俺と樹美が昔から仲が良かったでしょ」
樹美「うん。」
雅「俺は、最初は樹美の事好きじゃなかったんだ。でも、好きだってきずいたのは、小学校6年生のときなんだ。それから、俺と樹美は中学生になって、クラスは別々だったんだけど、でも俺は樹美の事が気になってしかたがなかったんだ。そして今、高校生になって、こうやって話せてる。それが俺の中で一番嬉しい事なんだよ。」
樹美「そうなんだ。あっ、ごめん雅紀、ちょっと電話が掛かってきちゃったから、ちょっと待っててくれる」
雅「分かった。待ってる。」
樹美「もしもし、あっ、潤、何」
潤「あのさぁ樹美。明日ちょっと付き合ってもらいたいところがあるんだけどいいかな」
樹美「いいよ。何時ぐらいに行けばいいかな」
潤「午前9時に高校の前に集合で。」
樹美「分かった。じゃあ、その時間に」
潤「じゃあ、また明日。」
樹美「うん。」