ブック
□第7話
1ページ/1ページ
樹美『ごめん雅紀、待たしちゃって。』
雅『いいよいいよ。ところで、電話の相手は誰だったの』
樹美『松本先輩だよ。』
雅『そうなんだ。なぁ樹美。』
樹美『何雅紀。』
雅『キスしてもいいかな』
樹美『えっ、ダメだよ雅紀。私には松本先輩がいるから。』
雅『それはわかってるでも、どうしてもこの気持ちが押さえきれないんだよ』
樹美『そうなんだ。でも、本当にダメだから。えっ、ちょっと雅紀』
雅『もう我慢できない。』
樹美『あっ、ちょっと雅・・・紀・・・っ・・・ダメだってば』
私は、雅紀を突き飛ばした。
樹美『ごめん。どうしても我慢できなくて』
樹美『私の方こそごめん。いきなり突き飛ばしたりして』
雅『大丈夫これでもう諦めるから。』
樹美『別に諦めなくてもいいんじゃない』
雅『何で』
樹美『ごめん雅紀。私、嘘付いてた』
雅『えっ、どういう事』
樹美『私さぁ、本当は雅紀の事が好きなんだ////』
雅『えっ、嘘』
樹美『本当だよ』
雅『じゃあ何で嘘何か付いたの』
樹美『それはちょっと今は言えない』
雅『そうなんだ。でも何で黙ってたの』
樹美『それは…、雅紀の事がうらやましかったから。』
雅『何でうらやましかったの』
樹美『だって雅紀、小学校の時からモテてたから…。』
雅『そうだっけ』
樹美『うん。そうだよ』