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□第9話
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翔『樹美、遅いなぁ。もう俺、仕事に行かなきゃいけない時間なのに…。よし電話してみよう』

樹美『あっ、 雅紀ごめん。お兄ちゃんから電話だからちょっと待っててくれる

雅『いいよ


樹美『もしもし、お兄ちゃん

翔『樹美何やってんだよこんな時間まで


樹美『ごめんお兄ちゃん』


翔『俺、もう仕事に行かなきゃいけない時間だっていうのに…。』

樹美『ごめん。もう少ししたら帰るから

翔『わかった。でも俺、もう行くから。家の鍵は閉めとくけど、鍵は持ってる


樹美『うん。わかった 行ってらっしゃい

翔『行ってきます。帰りは朝になると思うから先に寝てていいからな。』


樹美『わかった。』
兄の翔は仕事に出掛けた。


雅『今、家に誰もいないの

樹美『うん。いないよお兄ちゃんは朝まで帰って来ないから』

雅『そうなんだ。あのさぁ樹美』

樹美『何


雅『今日、樹美の家に泊まってもいいかな

樹美『いいけど…。何で

雅『樹美と色々話がしたいからさ


樹美『そっか。わかった。いいよ泊まっても

雅『ありがとう樹美じゃあ、帰ろっか


樹美『そうだね外もだいぶ寒くなまってきたし。』

雅『うん。』
私と雅紀は家へ向かって歩いていった。

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