くりきん ネツゾウストーリー

□キンについてのいろいろ
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3,ストーリーとは直接の関係が見られなさそうな例


電波発言が続出します。こじ付けに見えるものも多いので注意。

ぴよりキン
鳥類で、生後初めて目に付いた動くものを自分の親と認識し後を追う、ヒヨコのそのような性質に因んで「あなたが全て」というキン言葉になっているのかも知れません。

エレキン
何かを閃いたとき、「頭に電気が走った」ような感覚に陥りませんか?……陥りませんか。
事実、日常生活中で脳には電流が走っているようなんですね。そして、頭を使っているときはそれが顕著らしい。何かを「閃いた」ときは特に脳の運動が活発になっているそうなので、あながちそれも間違いではなさそうなのです。
そう、その脳内の電流とキン言葉の「ひらめき」が関係しているのだと思います。
しかも、「大きな力は無いが、クリーンなエネルギーとして期待されている」と来た。これ、「閃き自体が大きな力を持つことはあまりないかも知れないが、それを育てていけば大きな何かが生まれる」というメッセージを含んでいると思うのは私だけでしょうか?
電化製品から採取できるのも、それが「過去の偉人の閃きの結晶」だからなのかも知れませんし。
そう言えば、バクテリアンラボの所長室でも高レベルのものが採取できます。感慨深いです。

ダブルエレキン
二匹のエレキンが一匹のキンとして一つになっています。しかしエレキンとは全く異なる「危険な恋」というキン言葉。
このキンはエレキンのような意味合いではなく、むしろ「電撃的な恋」のような意味合いを含んでいるように思えます。二匹で一つ、電気のようなビジュアル、極めて低い防御力……防御力が低いというのは、電撃的な恋の「終わるときはあっけない」というような側面からの連想だったりして。推測の域を出られませんが。
確か、キン図鑑にも使い方によっては「ヤケドする」というような記載があった覚えが。似つかわしいです。

プラーグ
ストーリーと直接の関係は無さそうなのでこちらに。
なぜプラグのような外見でキン言葉が「誠実」なのだろうという疑問は残りますが、このキンが新種キンの授業でよく用いられるのは納得のような気がします。授業で生み出すキンのキン言葉が「強欲」や「勝手気まま」では学校らしくない。それなら生徒には「誠実」であってほしいでしょうし。

マリオネ
若干皮肉っぽいキンだなと思いました。
人気者になった人は引っ張りだこになり、自分の時間が極端に少なくなりますよね。全く売れなかった状態から一気に売れっ子になった芸人を想像すると分かりやすいかも。とにかく、物理的に自由に身動きが取れなくなってしまうと。
一人になる時間も減るわけですから、自分を見失うこともありそうです。精神的にも身動きが取れないんですね。
で、人気者のそのような状態をマリオネットに例えているのではないかと思うのです。そんな存在がマリオネ。つまり、自分の意思の有無にかかわらず他者に動かされる「人気者」が、意思は存在せず人間に糸で吊られて操られる「マリオネット」に似ているから、キン言葉もそこから来ているのではないかということです。
ただ、シンプルに糸で吊られたマリオネットのような外見だとあまりにも刺々しいので、一時期ブームになった人気者の「クリオネ」という存在に似せることで、その刺々しさよりも愛嬌が強調されている、というような気がします。確かに人気者で全く愛嬌がないというのは少数派でしょうし、意味付け的にもありかも知れません。
風邪をひいた時に飲むと元気になるが、飲みすぎるとだるくなる、というのは「人気になると元気になる(ように見える?)が、人気が出すぎるとかえって疲れる」とも取れそうです。

ブンシモゲイ
モデルは分子の模型だと思いますが、これが何故「心の支え」というキン言葉を持つのか?
考えてもそれらしい答えが見つからないのですが、取り敢えずは「支え≒結合」と取るべきでしょうか。本当に分子の模型がモデルなら、三つの丸いものは原子で、その間にある白い棒は結合だと取れそうでしたから。
こじ付け間が否めません。

ムーゲニア
モデルはそのまま「無限」を表す「∞」でしょう。しかし、キン言葉が「大いなる謎」であったりと、何かと不透明なキンです。まさに無限に謎が膨らむ膨らむ。
どういうわけか、ヤマナカ先生は好んでこのキンを用います。主人公とカズキにも入手させようとしていたほど。それが何だか、「教員が生徒に問題提起している」図に見えてしまいます。彼が大いなる謎に生徒を触れさせようとしていると解釈すれば、その謎について生徒にも考えてほしいという姿勢も見えますし。
そういえば、このキンはバクテリアンラボで採取できます。キンを追求する場に棲むキンとして、やはり似つかわしいような。
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