06/12の日記

17:12
返信 赤闇様へ
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Web拍手とコメントをお寄せ下さりありがとうございます!確かに、最近は過ごしにくい天候ですね……私は特に問題ありませんが、そちらはどうぞお大事に。お気遣いありがとうございます!
さて、設定についてご質問いただいたので答えさせていただきます。
症状が出始めるまでの期間ですが、全く考えずに執筆していたため、この機会に裏設定を考えさせていただきました。これを適用するか否かは赤闇様に全てお任せしますが、ご質問への答えが申し訳ありませんが少々曖昧になってしまっています。お答えに関わりそうな部分の色を変えておきますので、ご参考になればと思います。


キン番号129は、筋肉周辺の神経細胞(の表面)、及び筋肉そのものに寄生します。
このキンは、運動時に生じる乳酸を食べます。そして、増殖を促進します。この乳酸は疲労の原因になる物質です。キンの食作用により一時的に疲労が回復します。ただ、この物質は人体に有益な面もあるので、実はこの点でキンが害を及ぼしています。

また、このキンが乳酸を食べるときに、周囲の筋肉そのものや周辺の神経細胞に微小なダメージを与えます。それが重なることで、体の末端から徐々に重いと感じ始め、進行すると立ち上がれないほどになります。
ただ、乳酸が増殖の鍵を握っているので、体の中でもあまり頻繁に動かさない部位は病状の進行が遅いです。チサトの場合は脚や腕、特に脚の方を日頃から酷使していたのでしょう。

このキンは乳酸を食べながら周囲にダメージを与えるだけでなく、寄生した神経細胞が電流を伝えるのを手助けするという一面もあります。そのため、あまり神経細胞が傷ついていないときにこのキンを殺してもさほど支障はありません(まだキンの力を借りずに電流を流すことができるため)が、神経細胞がぼろぼろになってからこのキンを殺すと、電流が流れなくなってしまう(ぼろぼろになってからは、キンの働きに助けられて初めて電流を流すことが出来ていたため)のでその部分は筋肉が動かなくなります。なお、一度死んだ神経細胞は元通りにはなりません。

また、コユウキンの強さやキン番号129との相性、サイズの大小の違いなども繁殖の早さに関与しています。心臓も筋肉で出来ていますが、それでも脚ほど早く弱らなかったのは、恐らく心臓に多くコユウキンがいたからでしょう(筋肉で出来ているにもかかわらず病状の進行が遅い部位には、コユウキンが他よりも多くいるものと考えています)。
チサト自身はそこそこキン能力が強いことを想定して書いていましたが、それでも立ち上がれなくなってしまったのはコユウキンがそれらのうちどれかの観点でキン番号129よりも弱かった(もしくは、コユウキン自体は強いが繁殖を抑え切れなかった)からですね。
また、潜伏期間は彼女の場合およそ一週間、初期症状はその期間の後に現れました。作中の状態に至るまでには、最初の初期症状から一、二ヶ月ほど経過している
と思います。


考えられる設定は以上ですね。なるべくつじつまを合わせたつもりですが、ご不明な点があればご質問やご相談など、今後もお待ちしております!長々と失礼致しました。
また、長編の公開についてのお話ですが、設定はこちらから一部お使いいただいていますが、物語自体は赤闇様のお話ですのでどうぞご自由に!私個人としてはURLまでお教えいただけるとは大変嬉しい限りです……!本当にありがとうございます!一つの短い夢小説からそこまでのものに昇華させて下さいますし……いくら感謝してもしきれません。

さて、大変長くなってしまいましたが本当にありがとうございました!私も余裕が出来たときに是非長編をお見せいただき、そちらのホームページにコメントを残させていただきます!それまではまとまった時間がとれないかも知れませんが、何卒よろしくお願い致します。
それでは、二度目ですが長々と失礼致しました。


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