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□ダイアゴン横丁!
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爺ちゃんが爆弾発言してから数時間、お昼ご飯を食べ終え一緒に行く先生とやらを待っていた。
どうやらオッサンは魔法界の医務室についての勉強をさせられているらしい。だからダイアゴン横丁に行くのは私と同行する先生だけということになる。
人見知りの激しい私は耐える事が出来るのだろうか……
私は時間がたつにつれ不安感がつのっていった。
それから数分たった頃、部屋の外から争うような声が聞こえてきた。
ですから何故………が…ないと………かッッ!!!
もう……しか……………じゃ……
しかし!………には……………であって…………!
わしの…………聞けな…………………?
…………………………した…。
話しが付いたのか静かになったみたい…
がちゃっ
『!』
「朝ぶりじゃの名前。ダイアゴン横丁に同行する先生を連れて来たのじゃ。セブルス・スネイプ教授じゃ。」
『セ、セブルス・スネイプ教授…………?』
嘘だ…
嘘だ嘘だ嘘だッッ!!!!!!!
嬉しすぎるよ!!!!!!!
ただセブルスの眉間にもの凄いしわがよってるのが凄く気になるが……
ごめんなさいセブルス…
嫌だよね…
ごめんね
私ごときでこんな面倒な事させて
ごめんなさい……………
ごめんなさい………
ごめんなさい……
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ「##NAME1##?どうしたんじゃ…?」
『…あ…いや、なんでも………』
またボーッとしていたようだ。
気をつけないと……
「それでは早速行こうかね」
『あ、お願いし「我輩は暇ではないのだからすぐに終わらせるように」
『……はい。』
私は嫌味としか取れないセブルスの言葉に『はい』と答えるしかなかった。
「それではセブルス、名前を頼んだぞ…」
セブルスはその言葉に返事をすることなく私を連れて部屋の扉に早足で歩いていった。
城の外までいくと黙り込んでいたセブルスが名前に話しかけた。
「我輩につかまれ」
『………え!?/////』
「早くしないか。姿現しで行く」
『あ、あぁ…はい。』
びっくりした。
いきなりつかまれだなんて…
まぁ普通に考えればびっくりするよね多分
私はこれでもかっていうぐらいギュッとセブルスにしがみついた。
「…………強くしがみつきすぎじゃないかね……」
『体バラけるのはゴメンなんでね…』
「…………そうかね……」
セブルスは気にすることなくバシッという音と共に二人はその場から一瞬で消えた。
バシッ
着いた場所それはダイアゴン横丁。
ちょっと漏れ鍋に行ってみたかったが仕方ないか……
私がボーッとしているとセブルスはまた眉間にしわをよせた。
「(またボーッとしている。この娘の癖なのだろうか……)」
セブルスは隣に立つさっき会ったばかりの娘をチラリと見て言った。
「いつまでそこでボケッとしておるのだ。我輩は暇ではないと言ったであろう。」
『ハッ!ごめんなさい…』
名前はセブルスの言葉を聞くと急いで歩きだした。
『えーっと…まずは軽そうな物から…杖かな…?』
「貴様は杖と服を買ってくるがいい。我輩は本と鍋など買ってくる。」
『あ…すいません……』
「…………全て買ったらフローリシュ・アンド・ブロッツ書店に来るように。」
『はい。』
そういうと早速オリバンダ-の店を探し出した。
「ん?そういえば店の名前言うの忘れていた…おい、おま………」
セブルスが振り向いてみると、そこにはさっきの娘は跡形もなく消えていた。
セブルスはため息をつき自分が担当して買う場所に向かった。