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□飛行訓練
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「右手を箒の上に突き出して!」
マダム・フーチが掛け声をかけた。
「そして、『上がれ!』と言う」
すると皆口々に「あがれ!」「あがれー!!」といいだした。
この時点で箒が手の中に収まった人はハリーにドラコ、そして名前だった。
『やった…』と私は静かにボソッと呟いた。
そしてハーマイオニーの方を見ると箒がコロコロしてるだけで上がる気配はなかった。
ロンは箒に叩き潰されていた。
あれ?原作よりロンの扱い酷くない??
まぁいいか←←
そして皆が箒を手にした時フーチ先生の声が聞こえた。
「私が笛を吹いたら地面を強く蹴ってください!笛を吹いたらですよ!−−1−2の……」
3と言う前にネビルの箒がひゅんっと音をたてて空に舞い上がった。
「わぁああぁあぁああぁぁあああッッ!!!!!!!!!!!!!」
ネビルは悲鳴をあげた。
ネビルが空に舞い上がった高さは原作以上で、間違ったら生命に関わる高さだった。
『(嘘でしょ!?下手したら10メートルはあるよ!?)』
落ちたら死
これはやばい!!!!
私は自分の持ってる箒にまたがりネビルに向かって箒を飛ばした。
なんとか箒がゆうこときいてくれてるおかげでネビルのところにつくことができた。
『ネビル!ネビル落ち着いて!!!!』
「いやぁあああ!!!!助けてよぉ!!!きゃあぁあああ!!!!!!」
きゃあぁあああって;
可愛いなオイ
じゃなくて!!!!
「ネビル!ネビル!…………………………………………プツン…ネビルッッ!!!!!!!!!!!!!!」
びくっ!
「はいぃぃ!!!」
『ネビル落ち着いて……』
「う、うん………」
『姿勢をまっすぐに、柄をしっかりもって……』
ネビルは私の言うことをしっかり聞いて真似た。
そのせいかネビルの箒は落ち着きじっとしている。
『ふぅよかった……あとは下をみない……』
「し、下…?」
ネビルは私の言った事をキョトンと聞き実行してしまった。
「わぁああぁあぁあああ!いやぁあああ!!!!!!!!!」
下を見てしまったネビルは10メートルという高さに恐怖を覚えてまた暴れだした。
『ネビルゥウゥゥウ!!!!!』
そしてネビルは箒から手を話してしまい、空中に投げ出された。
「きゃあぁあああぁぁあぁああぁぁあぁああぁぁあぁああぁぁあぁああぁぁあぁああぁぁあぁああッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ネビルは今日一番の叫び声をあげた。
それはもうマンドレイクに負けないくらいの叫び声だった。