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□時は早し…
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チュン…

チチチ………




『ん…ふぁ〜……』




名前は鳥のさえずりで目がさめた。

こんなにスッキリしない朝は初めてだ。
今日は何が何でもセブルスと仲直り(?)しないといけないのだ。


あの気難しい(←失礼)先生をはたして説得出来るのだろうか………?





私はオッサンが寝ているソファーまで歩いていった。




オッサンは凄いいびきをかいて寝ていた。




昨日は自分から抱き着いてしまったからだろう…何故かオッサンを前と同じような目線で見られない……


オッサンは父親みたいで、優しくていつも私を本当の子供みたいに接してくれて…




でも、そんな関係が今崩れていくような気がしてとても怖くなった。


このままでいてほしい……

変わらないでほしい……

なにかが変わる事は本当に恐ろしいから……






私はオッサンの寝顔をちらっと見てから、着替えにベッドのある部屋に戻っていった。



















大広間につくと皆からの視線が突き刺さってくるようで辛かった。



「あの子でしょ?昨日自殺しようとした子って!」


「うわー、こっわ…」






『………………』






私は聞こえない聞こえないと自己暗示をかけるように頭の中で何度も言い聞かせた。





「自分で自分を大切にしない子って嫌い……」


「親からもらった体をよく粗末に出来るよね……うちの親だったら泣くよ…」






うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいッッ!!!!!!!



何も知らないくせにそんな事を言うな!!





私は黙ってグリフィンドールの端っこの席に座って朝の食事を始めた。










 
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